企業向けソフトウエアを手がける米企業5社は,Windows環境へのMac導入を推進する業界団体「Enterprise Desktop Alliance(EDA)」を設立した。各社が管理ソフトウエアやさまざまなソリューションを提供し,Windows環境でMacを容易に導入/運用できるよう支援していく。

 EDAは,Macの導入/管理に役立つソリューションなどの検証を実施し,Windowsベースの環境を運用している企業がMacを利用する際の総所有コスト(TCO)削減を支援する。現在Windowsプラットフォームで達成している操作性/セキュリティ/ポリシー設定なども,Macで実現可能という。

 EDAの設立に参加した5社は,企業向けデータ保護ソリューションの米Atempo,ID/アクセス管理ソフトウエアの米Centrify,ファイル/印刷サーバーの米Group Logic,システム・ライフサイクル管理の米LANrev,仮想化技術の米Parallels(旧社名はSWsoft)。各社は,企業にMacintoshを普及させる目的で,イベントやセミナーの開催,調査レポートの公開なども行う予定。

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