ミラクル・リナックス 代表取締役社長 最高経営責任者に就任した児玉崇氏
[画像のクリックで拡大表示]
ミラクル・リナックス 取締役 技術本部長に就任した伊東達雄氏
[画像のクリックで拡大表示]
ミラクル・リナックスの事業計画
[画像のクリックで拡大表示]
ミラクル・リナックスは2008年7月1日，同社の代表取締役社長 最高経営責任者に同社戦略推進本部長の児玉崇氏が就任したと発表した。現社長の佐藤武氏は取締役会長に就任する。
児玉氏は1968年生まれの40歳。日本オラクルのフィールドエンジニアや社長室をへて2003年よりミラクル・リナックスの戦略事業室長を務め，同年6月にミラクル・リナックスに転籍した。また中国Red Flag Linuxと韓国HaanSoftと合弁で設立したAsianuxの取締役副社長を務める。所信表明として「新経営体制を第二の創業と位置づけ，オープンソース・ソフトウエアの発展に寄与する企業になり，技術者が活躍できる『エンジニアの楽園』を作りたい」と述べた。
NGNやMID（モバイル・インターネット・デバイス），統合監視ツールのZABBIXなどの新ビジネスを成長させ，3年間で90％の売り上げ拡大を目指すという。また導入事例として，広域地方自治体に対し，IAサーバー約2000台とFT（耐障害性）サーバー200台を納入した事例や，FA（ファクトリー・オートメーション）コンピュータとして，年間1000台以上が採用された事例などがあるという。いずれも長期間の保守が可能であることが要件であったという。
また技術本部長 伊東達雄氏が取締役に就任した。「ミラクル・リナックスはLinuxカーネルに日本で4番目にパッチを投稿している（Japanese Linux hacker）。カーネルからアプリケーションまでの技術力を生かしていきたい」と語った。
| ■変更履歴 「技術本部長 伊藤達夫氏」としていましたが、正しくは伊東達雄氏です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2008/07/01 13:00] 「ミラクル・リナックスはLinuxカーネルに世界で5番目にパッチを投稿している」としていましたが，正しくは「日本で4番目にパッチを投稿している」でした。お詫びして訂正します。[2008/07/04 10:00] |
