三菱商事は日本ビジネスシステムズ、インフォセックと共同で、企業内パソコンの消費電力を管理するサービスを2008年6月27日に開始した。三菱商事が販売する米ビッグフィックスのソフトウエアをパソコンにインストールし、日本ビジネスシステムがネットワーク経由で遠隔から管理する。このようなサービスは国内初。

 米ビッグフィックスのソフトウエアは、パソコンの電力使用状況を調べることができるほか、省電力設定を変更する機能も備える。ユーザーはこのサービスを利用して消費電力を削減し、二酸化炭素(CO2)排出量を低減できる。三菱商事による実験では、パソコンの消費電力を22%削減できたという。

 管理可能なのは、Windows 2000/XP/Vista/Server2003、Mac OS Xを搭載したパソコン。月額料金は1台あたり700円から。