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 米Googleは米国時間2008年6月24日,同社の地図サービス「Google Maps」の地図上にデータを追加したり編集ができるようにするWebベースのツール「Google Map Maker」を発表した。まず,バハマ,ジャマイカなどを含むカリブ海諸国,キプロス,アイスランド,パキスタン,ベトナムなど18カ国の地図で利用できるようになる。

 Googleによれば,これら開発途上地域の情報収集はしばしば軽視されているという。そのため,地元の知識を持つユーザーに使いやすいツールを提供することでこれら地域の地図データの品質向上を目指すとしている。

 Google EarthとMapsの開発チームによる公式ブログ「Lat Long Blog」によると,このツールによりGoogle Maps上に道路,湖,公園,観光地,企業,都市などの追加や編集ができるという。ユーザーは衛星画像を使ってこれらをトレースすることができ,地図は直ちに更新されるという。

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