大塚商会は,携帯電話から社内業務アプリケーションを利用するためのパッケージ・システム「@Mobile」の提供を,2008年6月25日に開始する。まずは,グループウエア「Groupware@Mobile」と,営業支援システム「SFA@Mobile」の2つを用意した。価格は,Groupware@Mobileが198万円(税別)から,SFA@Mobileが未定。販売目標は,@Mobileシリーズ全体で初年度100システム3億円。

 @Mobileは,携帯電話経由で社内システムを利用するために必要な道具立てを一式パッケージ化したソリューション製品である。業務アプリケーション(当初はグループウエアまたはSFA),モバイル・ゲートウエイ,携帯電話端末,初期導入支援サービスなどで構成する。システム構築に必要な道具一式をSIベンダー経由で導入するため,短期導入が可能になるとしている。

 構成要素の詳細は以下の通り。Groupware@Mobileで用いるグループウエアは,OSKが開発した「EasyPortal for CACHATTO」(50ユーザー)。SFAアプリケーションは,NIコンサルティングが開発した「顧客深耕日報 for Web」(50ユーザー)。アプリケーション以外の要素は両パッケージ共通で,携帯電話端末は大塚商会指定の機種を30台,モバイル・ゲートウエイはいいじゃんネットが開発した「CACHATTOmini」(30ユーザー)。

■変更履歴
「EasyPortal for CACHATTO」の開発元を「CSK」としていましたが「OSK」の誤りです。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2008/06/25 17:40]