NTTドコモは6月23日,PC向けのパケット定額プランの対象となる通信の種類を24日から増やすと発表した。通信の種類が拡大するプランは,「定額データプラン HIGH-SPEED バリュー」,「定額データプラン HIGH-SPEED」,「定額データプラン 64K バリュー」,「定額データプラン 64K」の4種類。ユーザーによる申し込み手続きなどは不要。

 上記プランでは対象となる通信の種類として,メール(SMTP/IMAP/POP3など),Web(HTTP/HTTPS/Adobe Flash),VPN(IPsec/PPTP/SSL-VPN),ネットワーク利用(FTP/DNS/NTP/SSH/TELNET/Windowsファイル共有/PING/TRACEROUTE)などがある。このほかにも動作を確認したアプリケーションとして,ノートンやウイルスバスターなどウイルス対策ソフトのアップデート,Windows Update,RSSリーダー,Google Earthを挙げている。

 これらに加え6月24日からは,TCPの1024~65535番ポートを利用した通信が可能になる。具体的な用途としては,株価情報サイトやトレーディング・ツール,リモートデスクトップ,グループウエアなどの一部が,新たに使えるようになるという。一例としてドコモでは,エイチ・エス証券,オリックス証券,カブドットコム証券,ジョインベスト証券,日興コーディアル証券,松井証券,楽天証券,SBIイー・トレード証券のサイトを使えることを検証済みとしている。

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