サイバーエージェント子会社で検索エンジン最適化(SEO)事業のCAテクノロジーは6月19日、対象Webサイトのアクセス数に応じて料金を課金するSEO対策サービス「PPC-SEO」の提供を開始した。

 実際のサイト流入数に応じて料金が発生するため、顧客は効果の小さいSEOサービスにコストをかける必要がなくなる。CAテクノロジーは、クリック課金制の検索連動型広告を利用する場合に比べ、約半分の料金で済むと見込んでいる。

 同社によると、これまでのSEO対策サービスは、毎月同じ金額の料金が発生する月額制と、検索結果の順位によって料金が変わる成果報酬制という2種類の料金体系を採用していた。これらの方式だと、順位が同じでも季節要因でサイト流入数が変わるなど、料金と成果が乖離(かいり)する問題があったという。新サービスでは、サイト流入数に連動する料金体系を採用することで費用対効果を改善する。

 CAテクノロジーは、サイバーエージェントがSEO専業の100%子会社として2007年4月に設立したSEOコンサルティングの会社(関連記事)。

■関連情報
・CAテクノロジーのWebサイト http://www.catech.co.jp/
・サイバーエージェントのWebサイト http://www.cyberagent.co.jp/