Imprinting AD.のサービスイメージ
Imprinting AD.のサービスイメージ
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 KDDIの子会社でauの広告事業を展開するmediba(メディーバ、東京都港区)は2008年6月13日、「Imprinting AD.(インプリンティング アド)」など、ケータイのネット調査を活用したプロモーション・リサーチサービスを開始したと発表した。画面に制約のあるケータイでの回答者の負荷を軽減するために、独自のシステムを開発したのが特徴という。

 Imprinting AD.はユーザーへのアンケートを通じて広告主の商品やサービスを訴求した上で、広告主のケータイサイトなどへ誘導するサービス。1000万人以上のユーザーがいるauのポータルサイト「au one」にバナー広告などを張って、広告主のアンケートに誘導する。ユーザーがアンケートに回答するときに、広告主が訴求したい商品やサービスの画像などを大きく表示し、それと連動したアンケートに答えてもらうことで、画像と質問項目の両方でユーザーの認知度、理解度を高める。回答内容によって、次に表示する質問を個別に振り分ける。そうして、ユーザー特性ごとに異なるアンケート終了画面を表示して、それぞれのユーザーに合った広告主のページへ誘導する。

 そのほか、サービスを利用する企業が保有する顧客を、メールやQRコードなどでアンケートに誘導して調査する「モバイルASPリサーチ」や、medibaが持つアンケートモニターを対象としたリサーチサービス「アンケートモニター型リサーチ」を提供する。いずれのサービスも質問数は10問まで。medibaがアンケート結果を集計し、リポートを作成して企業へ提出する。

 料金はImprinting AD.が、ユーザー動向の数値リポートのみで50万円から、グラフ・分析コメントがあるリポート付きは60万円から。モバイルASPリサーチは10万円から、アンケートモニター型リサーチは20万円(300サンプル)から。

■関連サイト
medibaのWebサイト http://www.mediba.jp/