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 松江市は2008年6月12日,同市が運営する「松江空き店舗物件情報サイト」のソースコードを公開した。まつもとゆきひろ氏が在籍する松江市のIT企業であるネットワーク応用通信研究所がRuby on Railsで開発した。

 「松江空き店舗物件情報サイト」はGoogle Mapsとのマッシュアップにより地図上で中心市街の空き店舗を探すことができるサイト。松江市が2008年4月に開設した(関連記事)。松江市の地域SNSである松江SNS(関連記事)の「クチコミマップ」の情報をRSSで取得し表示できる。

  空き店舗物件情報サイトのソースコードは松江市のホームページで配布されている。ライセンスはThe MIT License。誰でも無償で使用できる。

 松江市はRubyによる地域の産業振興を図る「Ruby City Matsueプロジェクト」を推進している。同市の高額医療・高額介護合算制度システムをRubyで開発しており,オープンソース・ソフトウエアとしての公開を予定している(関連記事)。
 
 また島根県は同県のWebサイトをRubyで開発しており,そのコンテンツ管理システム(CMS)をオープンソース・ソフトウエアとして公開している(関連記事)。