映画館運営のワーナー・マイカルは6月12日より、同社の公式サイトに広告枠を開設し、広告主からの出稿を受け付け始めた。

 広告枠は全国58の劇場ごとに設けているトップページや上映スケジュールページ、イベントカレンダーページに導入する。画面右上、中央など、注目度の高い位置に当面はテキストや画像で広告を掲載する。

 映画作品の公開時期に合わせてサイト利用者の動向を予測できるため、作品に合わせてどのような広告を出すか工夫しやすいという。7月からはワーナー・マイカル全体のトップページへの出稿も受け付ける。

 その後は動画広告なども視野に入れる。また映画の内容と連動した広告、広告枠すべてを使った大規模な広告企画、劇場に張り出す広告とサイト広告が連動するクロスメディア企画なども検討する。

■関連情報
・ワーナー・マイカルのWebサイト http://www.warnermycal.com/company/