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【Interop Tokyo】無線LANで最大32台のディスプレイに映像を配信するサイネージ・システム

2008/06/12
小松原 健=ITpro
写真1●MVDS 送信機(X-1T)
写真1●MVDS 送信機(X-1T)
[画像のクリックで拡大表示]
写真2●MVDS 受信機(X-1R)
写真2●MVDS 受信機(X-1R)
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 Interop Tokyo 2008と併催のIMC Tokyo 2008で,サイレックス・テクノロジーは,複数のディスプレイに同時に映像や音声を配信するMVDS(Multicast Video Distributions System)を出展している。イーサネットといった有線LANだけでなく,無線LANを使って映像などをマルチキャストできることが特徴である。

 このシステムはいわゆるデジタル・サイネージ(電子広告)での利用を想定しており,イベント会場やショッピング・モールなどで映像や音声を使った情報配信に使用できる。

 MVDSは,映像インタフェースとしてアナログRGB,音声インタフェースとしてステレオ・ラインを備えた送信機(写真1)と受信機(写真2)で構成する。送信機側で映像信号をJPEG 2000によって毎秒20フレームの静止画に符号化して送信。受信側で映像信号に変換してディスプレイに表示させる。

 ネットワーク・インタフェースとして10BASE-T/100BASE-TXを備え,IEEE802.11a/b/gの無線LAN機能を装備。データ品質が不安定な無線LANでの実用性を考えて,IPマルチキャストをベースに,エラー発生時などに再送する機能を組み込んでいる。有線LANでは最大1024台,無線LANでは最大32台のディスプレイに配信できる。

 MVDSは,もともと米国向けに開発されたシステム。昨年末ごろに米国で発売し,ガソリン・スタンドなどで利用されているという。日本国内では2008年4月末に発売した。価格は,送信機が9万8000円(税別),受信機が8万円(税別)。

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