写真●上がアクセスポイント「AP-80」,下がワイヤレスLANユニット「SE-80」
写真●上がアクセスポイント「AP-80」,下がワイヤレスLANユニット「SE-80」
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 2008年6月11日から開催中の「Interop Tokyo 2008」で,アイコムがIEEE802.11n対応の無線LANアクセスポイント「AP-80」とワイヤレスLANユニット「SE-80」を参考出展している。アクセスポイントとユニット間を最大300Mビット/秒で通信する。

 IEEE802.11nドラフトに準拠し,2.4G,5.2G,5.3G,5.6GHz帯の各周波数帯に対応する。「パソコン用の11n対応カードがまだ出そろっていない段階。そのため,パソコンを有線LANで収容してアクセスポイントまでを無線で高速に接続しようというのがワイヤレスLANユニット」(説明員)という。アクセスポイント,ワイヤレスLANユニットともに,ギガビット・イーサネットに対応し,社内の有線LANの置き換えなどを想定している。

 製品の発売は「2008年末ごろ」(説明員)を計画。価格は現行の同社製品の2~3割増しになりそうとのことだ。