米Walt Disneyのテーマパーク部門であるWalt Disney Parks and Resortsは米国時間2008年6月5日,米Googleの地図表示ソフトウエア「Google Earth」上で同社のテーマパーク「Walt Disney World Resort」を3Dで疑似体験できる「Walt Disney World Resort in 3D」の提供を開始した。

 ユーザーはGoogle Earthを使って,Walt Disney World Resortの4つのテーマパーク(Magic Kingdom,Epcot,Disney's Hollywood Studios,Animal Kingdom)や,関連する22のホテルおよびリゾートの3Dバーチャル・ツアーを楽しむことができる。また,アトラクションやホテルのチケットを購入したり,予約したりすることも可能。

 サービス開始に合わせて開設したWebサイトでは,サービスを実際に利用している様子を紹介する動画のほか,利用手順やGoogle Earthへのリンクも掲載している。既存のGoogle Earth 4.3のユーザーは,同ソフトウエア内の「Gallery」フォルダを有効にするか,テーマパーク内の3D表示された建物を選択することで,新サービスを利用できる。

 Walt Disney Parks and Resorts会長のJay Rasulo氏によると,同サービスは,8人のカメラマンが10日間に渡ってWalt Disney World Resortをありとあらゆる角度から撮影した10万枚の写真をもとに,約1500の3Dモデルを作成し,バーチャル・ツアーを完成させた。

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