インデックスは、複数のモバイル広告の一元管理と効果測定などを可能にするASPサービス「Mobile Ad Designing」を開発した。携帯サイト運営会社のマーケティング担当者などに向けて6月3日に提供を始めた。

 バナー広告などの「純広告」、検索結果表示ページに掲載する「リスティング広告」のほか、「アフィリエイト広告」など、広告の種類に合わせた入稿設定が可能。入稿からURL発行までの一連の操作が管理画面で行える。URLが即座に発行されるため、突発的なプロモーションにも対応できる。

 アフィリエイト広告の入稿設定では、複数のアフィリエイトプロバイダを1つにまとめて広告を一括配信できる「ワンタグ」に対応するプロバイダが登録されている。プルダウンでプロバイダを選択し、各社の仕様を気にすることなくワンタグ配信ができる。

 配信後はグラフやレポート機能で、広告効果を視覚的に確認できる。配信した広告は、アクション数、課金対象数、売り上げ、利益率などを確認できる。それぞれの成果の検証やCPA(成果1件あたりの支払額)など、総合的なプロモーション効果の測定が可能となる。また広告の管理/運用については、プロモーションを分類する「グルーピング」、配信前のシステム設定を検証する「カウントテスト」の機能を用意する。

 Mobile Ad DesigningはOEM提供に対応しており、管理画面やトラッキング用URLに企業の独自ドメインを使うことが可能。企業名やロゴを入れ、広告代理店やコンテンツプロバイダが独自ブランドで広告管理サービスを提供できる。

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