Bluetooth SIG(Special Interest Group,ホームページ)と,日本のモバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC,ホームページ)は,関係強化で覚書を交わした。共同作業の詳細をまとめた覚書に対して,Bluetooth SIGのエグゼクティブディレクターであるフォーリー博士と,MCPC幹事長である畑口昌洋幹事長が署名した。

 Bluetooth SIGのフォーリー博士は,「MCPCは長年にわたりBluetooth SIGの重要なパートナーだったが,今回の覚書によって,仕様開発プロセスにおいて明確な役割を追加することになった。仕様開発および評価プロセスに,我々が第三者組織を含める最初のケースになる」とした。

 Bluetooth SIGは,2009年に低消費電力版と高速版の二つの仕様の発表を想定しており,両組織のメンバーは今後数カ月にわたりその作業に没頭することになるという。