インターネットで競輪の車券投票サービスを提供するWebサイト「KEIRIN.JP」で6月1日、朝9時から午後4時過ぎまでアクセスできなくなるトラブルが発生した。原因はネットワーク機器のハードウエア障害だった。故障した機器を交換してシステムを復旧させた。

 競輪の選手や審判員、自転車の登録などを担う財団法人JKA(旧日本自転車振興会)によれば、故障したのは「レイヤー3スイッチ」と呼ばれる機器。トラブルの影響で15万人強のネット会員が投票できなくなった。システム開発ベンダーは富士通とNTTデータ、三菱電機の3社で、ネットワーク担当は富士通のもよう。発注業務は、競輪関連のシステムを運営する財団法人車両情報センターが担当している。