エムティーアイは6月2日、携帯電話向けコンテンツを各種端末用に自動変換できるASP型サービス「モバイルコンバート」を開始した。iモード端末向けのHTMLコンテンツを用意すれば、EZweb/Yahoo!ケータイ向け全端末に適した表示のコンテンツを自動生成できるという。料金は、初期費用が30万円から、月額費用が20万円から。

 iモード向けHTMLコンテンツを、テキストや画像だけでなく絵文字、XHTMLデータ、テーブルなども含め、600種類以上の端末用に変換する。キャリアや端末ごとの違いを考慮する必要がなく、動作確認も不要となる。短期間/低コストで携帯電話向けサイトを運営できるようにする。

 特定端末向けFlashや、画像を追加/削除/置換したコンテンツを提供する場合も、元のHTMLコンテンツを編集せずに行える。各キャリアが独自に用意している会員システムや課金システムなどにも対応可能。SSLによる通信やセッション管理など、安全性も確保した。

 新型端末には発売前に対応する。24時間365日体制で有人監視を行い、障害発生時は迅速に対処するという。

■関連情報
・エムティーアイのWebサイト http://www.mti.co.jp/