USEN(代表取締役社長:宇野康秀氏)は2008年6月2日,同社が運営する公式携帯サイト「モバイルGyaO(http://gyao.jp/)」において,NTTドコモのWMV対応携帯端末向けに,業界初となるWMV形式での映像配信を同日にスタートさせたと発表した(発表資料)。USENはこれまで,同社が運営する携帯電話機向け映像配信サービス「モバイルGyaO」における映像配信を,iモーションや視聴用iアプリを使用して行ってきたが,今後はユーザーが自由に視聴形式を選択できるようになる。

 WMV形式を採用することにより,長尺で高画質な映像・音声データの配信が可能となる。またストレス無く,臨場感のある美しい映像を視聴できるとする。符号化データ速度は約300kb/sであり,30フレーム/秒で320×240画素の映像を提供する。NTTドコモのサービスである「ホームU」(NTTドコモによる機能紹介ページ)にも同時対応した。

今回のサービスは,ドラマやアニメ,映画の他,音楽やスポーツ,ドキュメンタリーなど各ジャンルの映像約400本から配信をスタートする。アニメのカテゴリでは,バンダイチャンネル(東京都港区、代表取締役社長:松本悟)から提供されるアニメ,例えば「機動戦士ガンダム00」,「コードギアス 反逆のルルーシュR2」をはじめ,順次タイトルを追加していく。