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日経コミュニケーション

測るだけでネットに体組成データを登録,NTT東日本とタニタが業務提携

2008/05/29
滝沢 泰盛=日経コミュニケーション
写真1●タニタが開発した無線通信機能を備える体組成計と専用レシーバー
写真1●タニタが開発した無線通信機能を備える体組成計と専用レシーバー
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写真2●フレッツフォンを使って専門家のアドバイスを受けるサービスも検討中 
写真2●フレッツフォンを使って専門家のアドバイスを受けるサービスも検討中 
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 NTT東日本と健康計測機器メーカー「タニタ」は2008年5月29日,ブロードバンド回線と体組成計などの測定機器を連携させた次世代ヘルスケアサービスで業務提携したと発表した。提携サービスの第一弾として,体組成計で測定したユーザーの身体データをネット上で管理するタニタのWebサービス「からだカルテ」を,NTT東日本が5月30日に販売開始する。

 今回のサービスは,パソコンを使わずに体組成計で測定したデータをネット上の健康管理サイトに登録し,ダイエットや健康管理に役立てるというもの。無線経由で体組成計から測定データを受信して,健康管理サイトに登録する専用レシーバーを新たに開発した(写真1)。このレシーバーを自宅のブロードバンド回線にルーター経由で接続すれば,タニタが運用する健康管理サイトに情報を登録できる。NTT東日本のBフレッツなどフレッツ・シリーズのアクセス回線を使えば,目標体重までの毎日のカロリー計算をシミュレーションする専用サービスも利用できる。

 タニタは同様のWebサービスを2007年3月から提供しているが,パソコンを使わずに情報を登録できるサービスを実現したのは今回が初めて。「無線レシーバー付きのサービスは当面,NTT東日本の販売チャネルだけで提供する」としている。

 NTT東日本は今回の提携を通じて,パソコンでインターネットを使う以外のFTTH(fiber to the home)回線の用途を広げたい考えだ。「パソコン以外では,ゲーム機やテレビなどをネットに繋ぐ機会が出てきている。今後は今回の体組成計のような分野もFTTH回線を使う「ひかり端末」としてFTTH回線の需要を増やしていきたい」(NTT東日本の井上福造・ブロードバンドサービス部長)とした。NTT東日本は今回のサービスとセットで,今後1年間で1万2000件程度の新規FTTHユーザーを獲得する目標である。

 今回のサービスは,体組成計と専用レシーバー,2年間4ユーザー分のサービス利用料をセットにして提供する。入会金が4000円,料金にはサービス利用料と機器代金を含み,「一括払いコース」では4万5480円,「分割払いコース」だと月額1980円の24回払いである。NTT東日本のFTTHサービスを利用する場合は入会金を免除する。オプションで同サービスに対応した血圧計,歩数計も販売する。

 今後両社は,今回の仕組みを使った企業向けメニューや,健康管理指導サービスなどを開発していく計画である。テレビ電話端末の「フレッツフォン」を使って,個別の測定データを基に専門家から健康管理のアドバイスを受ける(写真2),といったサービスや,健康保険組合やフィットネスクラブなど向けに,VPN(仮想閉域網)機能をセットにしたサービスなどを提供することを検討している。

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