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 米Googleは米国時間2008年5月28日,Webブラウザで衛星写真/3次元(3D)地図画像を閲覧/操作可能にするためのAPI「Google Earth API」とプラグイン・ソフトウエア「Google Earth Browser Plug-in」を公開した。同社のWebサイトからベータ版を無償ダウンロードできる。プラグインの対応Webブラウザは,Windows用のFirefox 2以上またはInternet Explorer 6/7。

 同API/プラグインを使うと,パソコン用ソフトウエア「Google Earth」と同様の3D地図を提供するWebページが作れる。APIはJavaScript用で,数行のコードを書くだけでWebページにGoogle Earthの機能を付加できる。地域検索/地図検索サービス「Google Maps」用のAPIを使用済みのWebページは,1行ほどのコードで地図の3D化が可能という。

 3Dモデリング言語KMLに対応しており,ポリゴンなどを使って描画した3DオブジェクトとGoogleの提供する画像を合成する機能も備える。

[発表資料]
[Google技術リードPaul Rademacher氏のブログ投稿記事]