写真●Mini-FeedのImport画面
写真●Mini-FeedのImport画面
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 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を手がける米Facebook製品マネージャのPeter X. Deng氏は公式ブログへの投稿で米国時間2008年5月23日,「Facebook」ユーザーの更新情報を提供する機能「Mini-Feed」で,そのユーザーが外部Webサイトでとった行動の内容を配信できるようにしたことを明らかにした。

 Mini-Feedは,ユーザーのプロファイル・ページに,そのユーザー自身の更新情報を掲載する機能。Facebook用アカウントと外部Webサイトのアカウントを連動させることで,ユーザーがビデオ共有サイト「YouTube」や写真共有サイト「Flickr」「Picasa」,ソーシャル・ニュース/ブックマーク・サイト「Digg」「del.icio.us」,音楽SNS「Last.fm」,オンラインRSSリーダー「Google Reader」といったサービスでとった行動を,自動的にMini-Feed経由で友人などに通知できる。ブログのURLを登録すると,ブログの更新情報も配信可能。

 アカウント連動は,Mini-Feed管理画面の「Import」をクリックすると設定できる。

 なお,同社は2007年11月,Facebookユーザーが外部Webサイトでとった行動を友人ユーザーのMini-Feedなどに配信する機能「Beacon」を導入した(関連記事:Facebook,オンライン広告システム「Facebook Ads」を提供開始,SNSで広告を伝搬)。ところが,プライバシ団体やユーザー,法律の専門家などからプライバシ侵害の問題が指摘されたため,同機能を完全に無効化できる機能を追加するなどの対策をとった(関連記事:Facebook,プライバシ騒動の「Beacon」機能を完全無効にできるよう修正)。

[Deng氏の投稿記事]