福岡銀行は2008年5月21日、ATMなどが使えなくなるトラブルが20日に発生した原因について、勘定系システムの基本ソフト(OS)に不具合があったと発表した。

 同行の勘定系システムは日本IBM製メインフレームで動作しており、OSは同社製「z/OS」である。障害が発生する3日前の5月17日にOSをバージョンアップしたことが引き金となったことは分かったものの、どうして更新の3日後に表面化したのかは引き続き調査中という。現在は、OSを更新前のバージョンに戻して運用している。