オープンソースカンファレンス Shimane 2008のキックオフ・ミーティング
オープンソースカンファレンス Shimane 2008のキックオフ・ミーティング
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 オープンソース・コミュニティが集まるイベント「オープンソースカンファレンス」が,2008年9月に島根県松江市で初めて開催されることが決定した。2008年5月16日,松江市のオープンソースラボでキックオフ・ミーティングが行われた。

 オープンソース・カンファレンスは「オープンソースカンファレンス実行委員会」が2004年から開催しているイベントで,オープンソース・カンファレンスはこれまで東京のほか札幌,沖縄,新潟,京都,福岡,大分で行われており,2008年8月には名古屋でも開催される。

 島根県松江市は,同市在住のまつもとゆきひろ氏が開発したオープンソースのオブジェクト指向言語Rubyを核にした産業振興施策「Ruby City Matsue プロジェクト」を進めており,産官学で設立した「しまねOSS協議会」が交流拠点「松江オープンソースサロン」でのイベント開催などの活動を行っている。また島根県でもRubyの技術者教育などを実施している。

 松江市で開催する「オープンソースカンファレンス Shimane 2008」は,しまねOSS協議会が共催。カンファレンスの開催により「Ruby City Matsue プロジェクト」による産業振興の拡大を狙う。まつもとゆきひろ氏の講演などRubyに関連したプログラムが検討されている。

 「オープンソースカンファレンス Shimane 2008」は2008年9月12日と13日の2日間にわたって行われる。会場は松江市駅前の松江テルサが予定されている。

【訂正】掲載当初「オープンソース・カンファレンスはこれまで東京のほか札幌,沖縄,新潟,京都,福岡,名古屋で行われている」と記述しておりましたが,名古屋での開催は2008年8月です。お詫びして訂正いたします。[2008.5.18] オープンソース・カンファレンスは2008年2月に大分でも開催されております。お詫びして追記いたします。[2008.5.23]

◎関連リンク
オープンソースカンファレンス
しまねOSS協議会
松江オープンソースサロン