Webマーケティング・サービスを手がけるディーボは5月12日、SEO(検索エンジン最適化)対策を施したサテライトサイトの設置によってアクセス数の増加を目指す「CrossSite(クロスサイト)」サービスを開始した。

 サテライトサイトとは、訪問者を誘導するために、既存のサイトとは別に設置するサイトのこと。CrossSiteでは、サテライトサイトの構築のほか、電話/電子メールによるWeb戦略コンサルティング、SEO対策、ニュースリリース(広報発表資料)の配信代行などのサービスも提供する。

 SEO対策を施したWebサイトを制作し、既存サイトではカバーできなかった顧客層を既存サイトへ誘導する。例えば、温泉旅館のWebサイトを運営していれば、温泉の効能や種類、入浴方法などを掲載する情報サイトを作ったり、温泉料理や温泉の種類などを投稿するユーザー参加型のサイトを作る。これにより温泉好きな人や、温泉を探しているユーザーを既存サイトへ誘導し、新規の顧客獲得を目指す。サテライトサイトの設置によってリンクも増えるため、既存サイトのSEO対策効果向上も期待できるという。

 価格は、52万5000円。「ドメイン(JP)」(年間7350円)、「レンタルサーバー」(初年度年間4万8300円から)、「定期更新」(月間1万5750円から)、「定期コンサル」(月間5万2500円から)といったオプションも用意する。同社では初年度に50セットの販売を目指す。

■関連情報
・ディーボのWebサイト http://devo.jp/