西友は2008年5月9日、デルの個人向けパソコンを主要店舗で販売すると発表した。5月12日に荻窪店(東京・杉並区)で販売するのを皮切りに、5月末までに10店舗、年内に約30店舗で販売するという。対象の機種は、ノート型の「Inspiron 1525」と「XPS M1330」、デスクトップ型の「Inspiron 530s」の3製品4機種。価格は8万4700円からである。

 デルは昨年から、従来の直販中心のモデルから、間接販売にも注力するように戦略を転換している。日本でもビックカメラなど家電量販店での販売を強化。今回は西友と組み、総合スーパーにも販路を広げる。

 西友の親会社である米ウォルマート・ストアーズ(08年1月期の売上高は約39兆円)も米デルと提携してパソコンを販売している。今回はそのグローバルな展開と位置づける。