「Windows XP SP3」はWindows Update(Microsoft Update)などから入手できる
「Windows XP SP3」はWindows Update(Microsoft Update)などから入手できる
[画像のクリックで拡大表示]

 米マイクロソフトは2008年5月6日(米国時間)、Windows XP Service Pack 3(SP3)の正式版を公開した。Windows Update(Microsoft Update)などから入手できる。

 Windows XP SP3は、基本的には既に公開されているセキュリティ更新プログラム(修正プログラム)などを集約したもの。新機能もいくつか含まれる。例えば、、Windows Server 2008やWindows Vistaが搭載する「NAP(Network Access Protection)」が追加される。これは、管理者が設定したポリシーに沿わないパソコンのネットワーク接続を制限する機能。

 マイクロソフトは2007年12月18日、Windows XP SP3のリリース候補版(RC)を一般公開。2008年4月22日には、Windows XP SP3の開発完了を発表し、2008年4月29日にWebサイト上で公開するとしていた。

 しかしながら、中小規模の小売店向けのソフトウエア「Dynamics Retail Management System(RMS)」との互換性に問題があることが分かったため公開を延期。同社では、不具合に関する調査と修正作業を行っていた。

 そして今回、修正が完了したとして、Windows XP SP3正式版を公開した。ファイルサイズは68.4MB。日本語版についても、Windows Updateやダウンロードセンターから入手できる(図)。