アスクは2008年4月28日、台湾Universal abit製microATXマザーボード「A-N78HD」を発売する。NVIDIAのGeForce 8200チップセットを搭載。AMD製CPU向けでソケット形状はSocket AM2。AMDのクアッド／トリプルコアCPU「Phenom」で採用されたSocket AM2＋パッケージにも対応する。予想実勢価格は1万2800円。
GeForce 8200チップセットは、グラフィックス統合チップセット。DirectX 10に対応し、HD動画再生を支援するビデオ機能「PureVideo HD」を装備する。「Hybrid SLI」にも対応。グラフィックスボードと協調して3D描画性能を向上する機能や低負荷時にグラフィックスボードをオフにし、より消費電力が低い内蔵グラフィックスを使うというユニークな機能がある。
メモリースロットは4本で、DDR2-1066/800/667/533を8GBまで搭載可能。デュアルチャンネルで動作する。拡張スロットはPCI Express 2.0 x16×1、PCI Express x1×1、PCI×1。ドライブ用にUltra ATA/133を1チャンネル、Serial ATAを6ポート備える。Serial ATAポートのHDDは、RAID0/1/0+1/5を構成可能。
インターフェースも充実している。背面パネルには、PS/2のキーボードとマウス、HDMI、DVI-I、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、USB 2.0×4、IEEE 1394、アナログ音声入出力の端子を備える。HDMIとDVI-I出力は、著作権保護技術のHDCPに対応。マザーボード上のピンヘッダー経由で、さらに4ポートのUSB 2.0も使える。
