オプトは、携帯電話向けWebサイトのアクセス状況を解析できるASP型サービス「ADPLAN SP mobile」の提供を4月25日に開始する。サイト運営者が自らアクセス元の情報やアクセス者の行動パターンを分析することで、ユーザビリティの改善とマーケティング効果の向上につなげられるという。

 時間帯やページ別のページビュー(PV)数やユニークユーザー数、滞在時間といったデータの集計、アクセスに使われた携帯電話端末/キャリアの分類、リンク元の解析などが行える。検索エンジンからのアクセスデータを参照して検索キーワードなどを確認したり、各アクセス者の閲覧状況を調べたりすることも可能。こうして集めたデータを分析し、サイト内で見逃されやすいポイントや、逆によく閲覧されるページやよく通る導線を見つけ出すと、サイトの改善に役立てられる。

 料金は、初期費用が10万5000円、月額利用料がPV数に寄って異なり3万1500円(15万PV)から。集計設定を代行する場合は、別途21万円の費用が発生する。2009年12月末までに100社への導入を目指す。

 同社は2007年9月よりパソコン向けWebサイト用の解析サービス「ADPLAN SP」を提供しており、2008年3月末時点で導入事例は70社/200サイトに達した。ADPLAN SP mobileと組み合わせると、パソコン向けサイトと携帯電話向けサイトの一元管理が可能になり、より効果的なマーケティング活動が展開できると同社は説明する。

■関連情報
・オプトのWebサイト http://www.opt.ne.jp/