ソニーの米国法人Sony Corporation of Americaは米国時間2008年4月22日,デジタル・メディア企業の米Gracenoteを買収すると発表した。SonyはGracenoteに約2億6000万ドルとその他の対価を支払う。手続きは2008年5月下旬に完了する見通しだという。

 Gracenoteは,デジタル・メディア認識やリコメンデーション技術などを手がける企業。音楽CDに関連する情報をインターネットを介して取得する技術などを提供している。Sonyは,Gracenoteの技術を採用することで同社のデジタル・コンテンツ,サービス,デバイスの強化を狙う。

 買収後,GracenoteはSonyの100%子会社となり,独立部門として経営を続ける。

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