「共感タイプ」15種類のセグメント
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 カレンは4月18日、アンケート調査などから顧客の要望を分析し、販促活動の改善方法をアドバイスする「顧客インサイト診断サービス」を発表した。

 まず現在の販促戦略や競合企業などを分析し、販促活動における課題を把握する。続いて、アンケート調査で顧客をそれぞれの要望(インサイト)で分類して典型的な顧客像(ペルソナ)を描き、各ペルソナに適した販促活動の実施につながる改善ポイントを「カウンセリングレポート」として提出する。料金は126万円。作業開始からレポート提出までに必要な期間は約1カ月。初年度に20社への導入を目指す。

 消費者の価値観や購買動機が多様化しており、これまでと違って性能や価格などの要素では差別化が難しいという。顧客の要望をインサイトという形で分析すると消費者の姿を適切にとらえられるため、最適な販売戦略の立案につながる。さらに、対象顧客のイメージを具体的に示すことから、販促活動にかかわるメンバーのあいだで共通認識を形成し、方向性の一致した計画を策定できる。

 同社は、同サービスの分析方法で販促活動の問題を発見/改善する手順を、1日コースまたは2日コースの研修で紹介する。料金は、教材費が21万円、講師の費用が1日当たり21万円。

■関連情報
・カレンのWebサイト http://www.current.co.jp/