「meet-me」内、「TOYOTA METAPOLIS(トヨタメタポリス)」の全景
「meet-me」内、「TOYOTA METAPOLIS(トヨタメタポリス)」の全景
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イベントを開催する「イベントホール」
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住居施設の「レジデンス」
住居施設の「レジデンス」
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 トヨタ自動車は4月17日、インターネット3次元(3D)CG仮想世界サービス「meet-me」内に、カーライフをテーマとする未来都市「TOYOTA METAPOLIS(トヨタメタポリス)」(ベータ版)をオープンした。利用は無料で、アバターを介して仮想自動車の運転やイベントへの参加といった体験が楽しめる。

 場所は、ココアが運営している3D仮想空間「meet-me」の東京都江東区若洲付近という設定(関連記事)。新たな情報発信媒体として活用し、特に若年層の顧客に自動車を身近に楽しんでもらう。2008年10月に正式オープンとする。2010年末までに累計100万人の来場を目指す。

 仮想自動車の見学や試乗が行える「オートモール」、さまざまなイベントを開催する「イベントホール」、ほかのユーザーと交流できる「コミュニティ広場」、住居施設「レジデンス」などの施設を用意した。今後、歴代の名車や次世代コンパクトカーの見学/試乗が可能な「ミュージアム」を公開するほか、工場でのモノづくり体験、コミュニティ広場での各種展示会などのサービスを充実させる。

 面積は200万平方メートルあり、東京ドーム43個分に相当する。仮想自動車で走行可能な道路の長さは全長5.65km。都市デザインは実写/アニメ映画監督の押井守氏が監修し、作画は「機動警察パトレイバー劇場版」「風の大陸」「イノセンス」などのアニメ映画を手がけた平田秀一氏が担当した。

 「トヨタメタポリス」で5月12日に1000人限定のオープン記念イベントを開催し、一人乗り電気自動車のコンセプトモデル「i-REAL(アイリアル)」を模した仮想自動車「バーチャルi-REAL」を参加者に提供する(関連記事)。参加申し込みは、4月21日11時より「トヨタメタポリス」内の「ビギナー広場」で受け付ける。

■関連情報
・トヨタ自動車のWebサイト http://www.toyota.co.jp/
・ココアのWebサイト http://www.co-core.com/