米マイクロソフトは2008年6月から、Windowsの次期版「Windows 7」の社内ベータテストを開始する。同社の社内IT部門でインフラ設計・運用を担当するジム・デュボア ジェネラル・マネージャが明らかにした。

 Windows 7はWindows Vistaの次期版としてマイクロソフトが開発中の製品。ビル・ゲイツ会長は4月4日、米国のイベントで「1年以内に新バージョンを完成する予定」と発言している。6月に社内ベータテストを開始することからも、同社はこのスケジュール通りの製品化を目指しているとみられ、現行のVistaは一般向け出荷の開始からわずか2年半で「旧バージョン」になるもよう。