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 USENは2008年4月16日、テレビ向けの動画配信サービス「GyaO NEXT」で、コンテンツごとに課金をするペーパービュー(PPV)を2008年6月から開始すると発表した。同時に、専門チャンネルを配信する多チャンネル放送も開始する。

 従来、GyaO NEXTで用意していた料金プランは、すべてのコンテンツを3980円で見放題にする1つだけ。6000本以上のVODコンテンツ、1万曲のカラオケコンテンツを用意していたが、PPVの仕組みは提供していなかった。

 PPV開始とともに、料金体系も改訂。VODコンテンツとカラオケコンテンツの見放題メニューは月額2980円で提供。映画の新作や準新作などはPPVコンテンツとして提供し、2980円の定額内で630円分(準新作相当映画約2本分)を見られる。これ以上閲覧する場合は「1~2日単位の制限で、1本300~450円で従量課金となる予定」(USEN)。PPVコンテンツは7000本以上用意する予定である。

 専門チャンネルは7~8チャンネル用意する。これも2980円を支払えば視聴できる予定。既存ユーザーにとっては実質上の値下げになる。

 今後は、コンテンツが1日見放題になるペーパーデイ(PPD)の導入や、リモコンで操作できる専用ブラウザーの提供を予定している。