携帯電話からの検索エンジン利用率
携帯電話からの検索エンジン利用率
[画像のクリックで拡大表示]
携帯電話からの検索エンジン利用率(KDDI利用者とソフトバンク利用者をYahoo!/Googleに振り分け)
携帯電話からの検索エンジン利用率(KDDI利用者とソフトバンク利用者をYahoo!/Googleに振り分け)
[画像のクリックで拡大表示]
携帯電話向け検索エンジンに対する不満
携帯電話向け検索エンジンに対する不満
[画像のクリックで拡大表示]

 インデックス、ポイントオン、アウンコンサルティングの3社は4月15日、携帯電話ユーザーの検索エンジン利用状況に関する調査結果を発表した。それによると、携帯電話から利用することの多い検索エンジンは、「Yahoo!モバイル」(35%)、「携帯電話キャリアの検索サービス」(27%)、「Googleモバイル」(22%)だった。

 ただし、KDDIは「Googleモバイル」、ソフトバンクモバイルは「Yahoo!モバイル」を自社の検索サービスとして採用していることから「携帯電話キャリアの検索サービス」利用者を両検索エンジンに振り分け直すと、利用者の割合は「Yahoo!モバイル」が40%、「Googleモバイル」が35%、「携帯電話キャリアの検索サービス」が9%となり、上位2検索エンジンの差が縮まった。さらに、NTTドコモが4月1日より「Googleモバイル」を採用していることから、「Yahoo!モバイル」と「Googleモバイル」の差はないと3社はみる。パソコンからの利用率は「Yahoo!」が58%、「Google」38%で、携帯電話と異なる傾向が現れた。

 ユーザーに携帯電話向け検索エンジンで不満に感じる点を尋ねたところ、「検索キーワードと検索結果が一致しない」という回答が22%で最も多かった。以下「検索結果が見にくい」(20%)、「検索ボックスに入力が面倒」(13%)、「どんなキーワードで探せばいいか迷う」(13%)の順で多かった。

 また、検索エンジンを使わずにWebサイトを見つける手段については、「携帯電話メール」(18%)、「携帯電話向け広告」(17%)、「パソコン」(16%)を利用する人が多い。「携帯電話キャリアの公式メニュー」を使う人は12%で、テレビ/新聞/チラシより利用率が高かった。

 調査は、15―49歳の男女5600人を対象に携帯電話Webアンケートで実施した。利用キャリアの内訳は、NTTドコモが41%、KDDIが38%、ソフトバンクモバイルが21%。

■関連情報
・インデックスのWebサイト http://www.indexweb.co.jp/
・ポイントオンのWebサイト http://www.p-on.co.jp/
・アウンコンサルティングのWebサイト http://www.auncon.co.jp/