ネットエイジアが携帯電話サイトで行ったアンケート調査によると、仕事で携帯電話を使う男性会社員のうち、会社から携帯電話の支給を受けている人は41.1%。58%は個人所有の携帯電話を業務に使っている。

 個人所有の携帯電話を仕事に使う人の68.5%は、仕事で利用した分の料金について全額自己負担している。1カ月に仕事で利用する分の携帯電話料金は「1000円以下」が25.2%、「2000円」が12.6%、「3000円」が9.1%。「5000円以上」という回答も25.9%あった。

 仕事で携帯電話を使う際の用途を尋ねたところ、会社から携帯電話を支給されている人は「会社との連絡(通話)」が90.1%で、以下「顧客、クライアントとの連絡(通話)」が85.1%、「社員間の連絡(通話)」が83.2%となった。個人所有の携帯電話を使う人では「会社との連絡(通話)」の84.6%に次いで「社員間の連絡(通話)」が73.4%と多く、「顧客、クライアントとの連絡(通話)」は59.4%だった。

 なお男性会社員の24.4%は、仕事をするうえで特定の携帯電話が欲しいと考えているという。具体的な機種名はNTTドコモの「F905i」「SH905i」「P905i」「HT1100」、auの「W62S」「E03CA」と高機能端末があがった。そのほか「ワード、エクセルの閲覧・修正」「パソコンとデータがシンクロ」「データ管理」といった機能を持つ端末や、スマートフォンを希望する意見が複数あった。

 調査は4月8日―10日に、20歳―40歳代の男性会社員を対象に実施した。有効回答数は369。回答者の利用キャリアはNTTドコモが58.9%、auが28.9%、ソフトバンクモバイルが12.2%。年齢は20歳代が11.4%、30歳代が48.0%、40代が40.6%。

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・ネットエイジアのWebサイト http://www.mobile-research.jp/