SiS672+SiS968を搭載するASUSの「P5SD2-VM」。
SiS672+SiS968を搭載するASUSの「P5SD2-VM」。
[画像のクリックで拡大表示]

 ASUSTeK Computerは2008年4月中に、SiS製チップセットを搭載して実勢価格を5000円程度に抑えたマザーボード「P5SD2-VM」を発売する。microATXサイズでIntel製CPUに対応する。ノースブリッジに「Mirage 3+」というグラフィックス機能を内蔵した「SiS672」、サウスブリッジに「SiS968」を採用した。メインメモリーからグラフィックスメモリー用として最大256MBを確保する。

 対応CPUは、Core 2 Duo、Pentium D、Pentium 4、Celeron D。最新の45nmプロセスのCPUも利用できる。ただし、対応FSBは最大で1066MHz(オーバークロック動作、通常は800M/533MHz)となる。メモリースロットは2本で、DDR2-667/533を最大4GBまで搭載可能。シングルチャンネル動作で、デュアルチャンネル動作はできない。拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2。

 ドライブ用に、Ultra ATA/133を1チャンネル、Serial ATAを2ポート備える。Serial ATAポートのHDDでRAID0やRAID1を構成可能。背面パネルには、PS/2のキーボードとマウス、シリアル、パラレル、ディスプレイ出力、100BASE-TXのLAN、USB 2.0×4などの端子を備える。マザーボード上のピンヘッダー経由でさらに4ポートのUSB 2.0を使える。