写真●米プルーフポイントのブースで行われている「Proofpoint Messaging Security Gateway Appliances」のデモ
写真●米プルーフポイントのブースで行われている「Proofpoint Messaging Security Gateway Appliances」のデモ
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 米プルーフポイントは,セキュリティ対策ゲートウエイのアプライアンス製品「Proofpoint Messaging Security Gateway Appliances」を米サンフランシスコで開催中の「RSA Conference」に出展し,デモを披露している。

 この製品は,迷惑メール対策と情報漏えいを1台で実現できるのが特徴。迷惑メール対策機能では,世界中に設置したハニーポットにおびき寄せた迷惑メールの情報を収集し,検知に利用する。英語はもちろん,アジアやヨーロッパの言語の迷惑メール情報に対応する。また、人工知能を使って迷惑メールの判別を学習する機能を搭載している。

 情報漏えい対策機能は,社内ネットワークから発信されるメッセージをチェックする。個人情報やクレジットカードの番号が書かれているなど,機密情報を漏えいする恐れがあるメールと判別すると外部には出さない仕組みだ。

 デモでは,データセンターに設置したアプライアンスをコンソール画面から操作する様子を披露。迷惑メールとそれ以外のメールの受信状況をグラフで確認することもできる。日本のユーザー向けに,管理画面は日本語に切り替えることも可能である。