Webサイト制作事業のデジパは4月7日、繊維関連企業48社の企業Webサイトを評価した結果を発表した。繊維業界のWebサイトは、全体的にFlashを多用したところが多いが、ユーザビリティやアクセシビリティの面で平均ポイントが低かった。

 各Webサイトを「基本情報」「情報発信/好感度」「ユーザビリティ」「アクセシビリティ」「検索エンジン最適化(SEO)」という5つの観点から調べ、100ポイント満点で評価した。評価結果が最も高かったのは「旭化成」(総合得点89.1ポイント)で、2位は「ユニチカ」(同88.2ポイント)、3位は「帝人」(同87.0ポイント)。

 旭化成のWebサイトは、「table要素のレイアウト目的での使用」「Flashアニメーションの動きの強さ」といった理由でアクセシビリティ評価のポイントを落とした。ただし、全体として標準的な項目を押さえた結果、総合得点が高くなった。ユニチカと帝人は、ユーザビリティとアクセシビリティの面で減点があったが、基本を押さえて上位に入った。

■繊維業界の企業Webサイト評価結果(上位10サイト)
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順位 社名 総合得点
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1 旭化成 89.1
2 ユニチカ 88.2
3 帝人 87.0
4 富士紡ホールディングス 85.0
5 興和紡績 82.9
6 東レ 82.0
6 日本バイリーン 82.0
8 日清紡績 81.4
8 トーア紡コーポレーション 81.4
10 東洋紡 81.1
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出典:デジパ

■関連情報
・デジパのWebサイト http://digiper.com/