SEO(検索エンジン最適化)サービスを手がけるジーネットワークスは、企業のWebサイトを解析し、問題点をカルテとして提供するサービス「ワンタイムコンサルティング」を開始した。キーワードやサイトの順位といった現状を判断し、Webサイト全体やページごとの問題点を抽出、サイト内部/外部との関連についての対策を提言する。

 同社は企業が外部委託によらず自社でSEO対策を行うことを「SEO2.0」と定義。SEOツールをSaaS形式で提供するサービス「DoctorSEO」を通じて、この考えを提唱している。

 同社によれば、Googleをはじめとする検索サイトでスパム行為対策が強化されていることから、外部業者による従来のSEO対策の有効性を再評価する動きが出はじめているという。新サービスではこうした背景を踏まえ、顧客企業自らによるSEO対策を支援する。

 利用料金は1回につき36万7500円。同社Webサイトから申し込める。申し込み後、Webサイト解析を開始し、振り込み確認後に解析結果のカルテを提示する。

 なお同社は3月から同サービスをクローズド・サービスとして開始しており、4月7日時点で10件受注している。

■関連情報
・ジーネットワークスのWebサイト http://www.gnetworks.co.jp/