ソニーは2008年4月7日,動画共有サービス「eyeVio」において,日本音楽著作権協会(JASRAC)が管理する楽曲を使った映像の投稿受け付けを開始したと発表した。これによりeyeVioのユーザーは,動画の被写体となった人がJASRACの管理する楽曲を演奏したり歌唱したりする映像を投稿できるようになった。ただし音楽CDなどの音源をBGMとして流す映像は,レコード製作者や実演家から利用許諾を得る必要があるため,JASRACが管理する楽曲を使う動画であっても受け付けない(発表資料)。

 具体的には,投稿動画で使われているJASRACが管理する楽曲をeyeVio のサイト上で選択すれば,動画のアップロードを行うことができる。楽曲の著作権使用料はソニーが全額をJASRACに支払う。ソニーは2008年2月に,楽曲の著作権管理と運用に関する契約をJASRACと交わしたことを明らかにしていた。