CTOは,同社が販売する米Everex Systems社の小型ノート・パソコン「CloudBook」のうち,モデル名「CE1200J」に対するメイン・メモリーを増設する有償サービスを開始した。CE1200Jは,2008年3月22日に発売されたモデルで,九十九電機やビックカメラなどを通じて5万9800円で購入できる。

 CE1200Jは,出荷時に512Mバイトのメイン・メモリーを搭載するが,標準のメモリー・モジュールと入れ替えることで1Gバイトまで増設できる。しかし,メモリー・モジュールを装着するスロットにアクセスしづらい。スロットがキーボードの下にあり,「ユーザーが自分でメモリーを拡張するのは困難」(CTO 広報)という。そのため,CTOは本サービスを開始した。

 サービスは,CTOのWebサイトでユーザー情報を登録後,宅配便の着払いで本体をCTOに送付する。メモリーを増設された本体は,宅配便の代引きで送られ,到着時にユーザーは8400円を支払う。なお,標準で装着されていた512Mバイトのモジュールは本体と同こんされて,返却される。

 また,ヤマダ電機で発売されるモデル「CE1210J」は,本サービスの対象外となる(関連記事)。

 なお,CloudBook CE1200Jの詳細レビュー記事は,2008年4月8日発売の日経Linux5月号で掲載する。