NHKオンデマンドのイメージ
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テレビ向けの映像をネット配信しているアクトビラは2008年4月3日、NHKの映像提供サービス「NHKオンデマンド」を、同社のサービス上で提供すると発表した。サービス開始は12月。「アクトビラ ビデオ・フル」と呼ぶサービスのコンテンツとして、視聴したい番組を選択できるビデオ・オン・デマンド（VOD）形式で、ハイビジョン画質の映像を配信する。
主なコンテンツは、過去の番組を集めた「特選ライブラリー」、地上放送・衛星放送の5つのチャンネルで1週間以内に放送された番組を配信する「見逃し番組」サービス。サービス開始直後は1000本程度の番組を用意し、毎年1000本程度の割合でコンテンツを増やしていくという。見逃し番組サービスでは、1日に15～20本の番組を1週間程度視聴できるようにする。番組内容や利用料金は未定。アクトビラによると、2008年9月ごろにNHKから詳細が発表される予定だという。
アクトビラは2006年7月にシャープ、ソニー、ソネットエンタテインメント、東芝、日立製作所、松下電器産業の6社が協同で設立。各メーカーは、自社のテレビをアクトビラのサービスに対応させ、ネット接続するだけでネット映像を視聴できるようにしている。
