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 シード・プランニングの調査によると、2007年の携帯電話向けオンライン広告(モバイル広告)市場は815億円規模で、2008年には43%増え1000億円を超える見込み。広告費の増加傾向は継続し、2011年に2500億円を突破すると予測している。

 2007年におけるモバイル広告費のうち、アフィリエイト広告費は179億円(前年比84.5%増)で全体の約22%を占めた。アフィリエイト広告は高い費用対効果の期待できる広告手法として、今後もモバイル広告市場全体の伸びに連動して利用が拡大すると同社はみる。

 携帯端末の高速化や、動画/検索などのサービスが充実してきたことで、携帯電話ユーザーのインターネット接続とモバイル通販の利用が浸透している。こうしたことを背景にモバイル広告市場が拡大していると同社は分析する。

 調査はモバイル広告関連事業者約30社を対象に行い、うち25社には訪問ヒアリングを実施した。

■関連情報
・シード・プランニングのWebサイト http://www.seedplanning.co.jp/