マイクロソフトは、米SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)大手「Facebook」の日本向けバナー広告の販売・配信を始めた。日本企業から広告主を募り、日本からアクセスしているユーザー向けに広告を配信する。Facebookは英語、ドイツ語、スペイン語で提供されており日本語版はないが、米国での人気を受けて日本人ユーザーも増えているとみられる。

 マイクロソフトは当面、エンターテインメント、人材、海外旅行、留学、英会話などの資格/学習系企業などをターゲットに広告を販売。今後、ユーザープロフィル調査を実施して、対象広告主を再検討していくという。広告サイズは120×600ピクセル、728×90ピクセルの2種類。

 Facebookは全世界で6700万人のアクティブユーザーを抱えるという。月間のページビュー(PV)は340億(米コムスコア調べ)。米マイクロソフトは2006年からFacebookの広告を販売し、2007年10月にはFacebookへ2億4000万ドルを出資して全世界で独占的に広告配信することを発表していた。

■関連情報
・FacebookのWebサイト http://www.facebook.com/