写真●フレッツ光ネクスト対応のVoIP(voice over IP)ゲートウエイ「Netcommunity VG」。写真は8チャネルISDN版の「VG830i」
写真●フレッツ光ネクスト対応のVoIP(voice over IP)ゲートウエイ「Netcommunity VG」。写真は8チャネルISDN版の「VG830i」
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 NTT東西地域会社は2008年3月28日,NGN商用サービス「フレッツ光ネクスト」で高音質通話が可能なIP電話サービス「ひかり電話」「同オフィスタイプ」を発表した。初期費用,月額利用料,通話料は現行ひかり電話と同額。音声帯域7kHzの高音質電話の通話料も従来と同じ3分8.4円(以下,いずれも税込み)とした。3月31日に提供を始める。

 ひかり電話の月額料金は,「基本プラン」が525円,1344円分の無料通話を含む「安心プラン」が1470円,5040円分を含む「もっと安心プラン」が4095円。ナンバー・ディスプレイ,ナンバー・リクエスト,キャッチホン,ボイスワープ,迷惑電話おことわりサービス,着信お知らせメールの付加サービスと504円分の無料通話をセットにした「ひかり電話エース」が1575円。

 企業向けのオフィスタイプの月額料金は,3チャネル/1電話番号の最小構成で月額1365円。オプションで最大8チャネル/32電話番号まで利用できる。

 既存のビジネス電話機を利用するには,VoIP(voice over IP)ゲートウエイ「Netcommunity VG」のフレッツ光ネクスト対応版が別途必要になる(写真)。価格は4チャネルのアナログ版「VG430a」とISDN版「VG430i」が4万2000円(レンタル提供は月額1050円)。8チャネルのアナログ版「VG830a」とISDN版「VG830i」が6万3000円(同月額1575円)。

 今後,現行のひかり電話で提供中の最大600チャネル利用できる大規模事業所向け「ビジネスタイプ」に相当するメニューと,3分105円で利用できるハイビジョン画質のテレビ電話サービスを提供する計画。サービスおよび対応端末の提供時期は未定である。

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