ソフトバンク・ヒューマンキャピタルがインターネットショッピング経験者を対象に行ったECサイト利用に関する調査結果によると、インターネットショッピングで1カ月に使う金額は平均1万2433円、73.2％が月1回以上商品を購入していると回答した。
購入商品は、「書籍・雑誌」が67.3％で最も多く、「CD・DVD」（51.8％）、「PC周辺機器」（45.3％）、「ホテル・旅行予約」（44.3％）と続いた。
年代別に見ると、「家電」のインターネット購入は年齢に比例して増加しているのに対し、「音楽ダウンロード」では年齢が下がるにつれ増加している。「書籍・雑誌」の購入は各世代でほぼ同じ割合だった。
インターネットと実店舗における購入金額を比較すると、「CD・DVD」「興行チケット」「旅行・ホテル予約」「ソフトウエア」でインターネットの平均購入金額が実店舗を上回った。特に「旅行・ホテル予約」ではインターネットでの年間平均購入金額が7万4190円となり、店舗の4万7250円と大きく差が開いた。53.0％がインターネットで10万円以上の商品を購入した経験があり、インターネットで高額商品を購入することに対する抵抗が比較的小さくなっていることが分かった。
商品購入時、「インターネット上の情報を参考にし、購入する際は店舗で」という回答が9.5％だったのに対し、「インターネット上で購入」は83.1％と圧倒的に多く、インターネットが情報源だけでなく購入の手段としても浸透していることが分かった。
調査はソフトバンク・ヒューマンキャピタルが運営する転職サイト「イーキャリアプラス」で2008年3月20―21日の2日間、インターネットショッピング経験者の男女400人を対象に行った。
■関連情報
・ソフトバンク・ヒューマンキャピタルのWebサイト http://www.softbankhc.co.jp/
