自作PC向けのパーツなどを手がけるエアリアは2008年4月1日、16GBのコンパクトフラッシュで運用するパソコン「AR-V700」を発売する。HDDや冷却ファンが無く無音で動く。基本モデルが6万6150円から。組み込み用途がメインで、直販サイトを通じて販売する。
搭載するCPUはVIA TechnologiesのC7(1GHz)でメモリーはDDR2-533を1GB搭載する。標準構成ではSerial ATAインターフェースに変換基板を取り付けて、16GBのコンパクトフラッシュ(CF)を接続してある。CFからOSを起動して利用する。標準構成ではOSは付属しない。Serial ATAを2ポートのほか、Ultra ATAポートを2チャンネル備えており、最大で6枚のCFを利用できる。CFの代わりに2.5インチHDDも接続可能(最大3台)。光学式ドライブは、ノートPC用の薄型を搭載できる(標準では搭載しない)。電源は出力120WのACアダプターだ。
前面にUSB 2.0×2、背面にはPS/2、シリアル、アナログディスプレイ出力、LAN、USB 2.0×2、音声入出力端子などを備える。VESA(Video Electronics Standards Association)規格のねじ穴があり、液晶ディスプレイなどを固定するVESAアームに取り付けられる。別売の専用金具を使えば、壁掛けにも対応するという。