米Googleは米国時間2008年3月25日，子供のインターネット上の安全を確保するために保護者にアドバイスやツールを提供するWebサイト「Tips for Online Safety」を開設した。

　Googleはこのサイトを通じて，子どもにとって有益なメディア利用の促進を図る団体Common Sense Mediaと共同で作成したビデオを配信する。ビデオでは，ソーシャル・ネットワーキング・サイト（SNS）におけるプライバシや共有の設定方法といった簡単に適用できるアドバイスを提供するほか，家庭でインターネット使用に関する規則を設けることの重要性などを説明している。同サイトは，不適切なWebページを検索結果から排除するツール「SafeSearch」なども提供する。

　また，このサイトとは別に保護者向けの安全ガイド「Online Family Safety Guide（PDF形式）」を用意し，インターネットを安全に使うためのヒントやツールの使い方を説明している。

　Googleは，インターネット上の安全に対する認識を高めるために米国以外にも英国，インド，フランス，ドイツにおいて現地の行政機関や企業などと協力しているという。

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