米国特許商標庁(USPTO)は米国時間2008年3月25日に,米Appleが申請していた特許4件を承認した。携帯型デジタル・メディア・プレーヤ「iPod」や,デスクトップ・パソコン「iMac」に採用されている2件のほか,音声認識技術とメディア編集に関するものが2件。

 2006年3月21日に申請した米国特許番号「7,348,967」(タイトルは「Touch pad for handheld device」)は携帯型メディア・プレーヤのタッチパッドに関する特許。iPodのスクロール・ホイールで取り入れている。

 2006年9月19日に申請した米国特許番号「7,349,203」(タイトルは「Computer controlled display device」)は,コンピュータ用フラット・パネル・ディスプレイ装置に関する技術で,iMacのディスプレイのアームに使われている。

 2002年7月25日に申請した米国特許番号「7,349,849」(タイトルは「Spacing for microphone elements」)は,複数のマイクを配置して,ユーザーが発した音声や,背景の騒音などを区別して認識するための技術に向けたもの。

 2003年8月5日申請の米国特許番号「7,350,148」(タイトルは「Split edits」)は,オーディオおよびビデオ・データなどのスプリット編集に関するもので,複数のタイムラインを用いた効率的な編集を想定している。

[USPTOの特許データベース(1)]
[USPTOの特許データベース(2)]
[USPTOの特許データベース(3)]
[USPTOの特許データベース(4)]