エクシン・ジャパンは2008年3月24日、ITサービス・マネジメントの国際規格「ISO/IEC20000」にかかわる人材を対象とした、個人資格の認証プログラムを発表した。エクシン・ジャパンは、世界でITIL認定資格試験などを実施するエクシン・インターナショナルの日本法人。今回の認証プログラムは、ドイツの認証機関であるテュフ・ズート・アカデミーと共同で開発したという。

 ISO20000に関する国内の認証としては、日本情報処理開発協会(JIPDEC)が適合性評価制度を実施している。ただ、それは基本的には組織に対する認証である。そこで「ISO20000についての詳しい知識を習得し、それをITサービスマネジメントの実戦に活用できる人材をする」などを目的とし、個人資格の認証プログラムを開発した。

 国内で導入する個人認定資格は、ファンデーション、プロフェッショナル、マネージャトラックの3種類。まずはこの4月から、ファンデーションの日本語による試験を開始する。